Windowsのコマンドプロンプトで使えるネットワーク管理に便利なコマンドを以下に示します。カテゴリ別に分けてみました。
基本的なネットワーク情報の取得:
- ipconfig: ネットワークアダプタの設定情報を表示します。
- getmac: ネットワークアダプタのMACアドレスを表示します。
- hostname: コンピュータのホスト名を表示します。
- netstat: アクティブなネットワーク接続、ポート、プロトコルを表示します。
接続のトラブルシューティング:
- ping: 指定したホストまでの接続を確認します。
- tracert: パケットがネットワークを通過するルートを表示します。
- pathping: ping と tracert の組み合わせで、ネットワークの遅延とパケットロスの情報を提供します。
- nslookup: DNS情報の問い合わせやトラブルシューティングに使用します。
ネットワークリソースの管理:
- net: ユーザー、グループ、共有リソースなどのネットワークリソースを管理します。
- netsh: ネットワーク設定を表示・変更するためのコマンドです。
- net view: ネットワーク上のコンピュータや共有リソースを表示します。
- nbtstat: NetBIOS over TCP/IP の統計情報や接続のトラブルシューティングに使用します。
ワイヤレスネットワーク:
- netsh wlan show networks: 利用可能なワイヤレスネットワークを表示します。
- netsh wlan connect: 指定したワイヤレスネットワークに接続します。
その他:
- arp: ARPキャッシュを表示・変更します。
- route: ルーティングテーブルを表示・変更します。
- telnet: リモートコンピュータにTelnet接続を行います。
- ftp: FTPサーバーに接続します。
- tftp: TFTPサーバーに接続します。
- shutdown: リモートコンピュータをシャットダウンまたは再起動します(適切な権限が必要)。
これらのコマンドは、ネットワークの設定やトラブルシューティングに非常に役立ちます。必要に応じてマニュアルやヘルプを参照して、詳細なオプションや使用方法を確認してください。