その他:
- arp: ARPキャッシュを表示・変更します。
- route: ルーティングテーブルを表示・変更します。
- telnet: リモートコンピュータにTelnet接続を行います。
- ftp: FTPサーバーに接続します。
- tftp: TFTPサーバーに接続します。
- shutdown: リモートコンピュータをシャットダウンまたは再起動します(適切な権限が必要)。
telnet コマンド
1.コマンドの基本的な説明と使い方(サンプルコードと出力例)
telnet コマンドは、リモートコンピュータにTelnetプロトコルを使用して接続するためのコマンドです。このコマンドを使用すると、リモートシステムのコマンドラインインターフェースにアクセスできます。
- サンプルコード:
telnet example.com 23
- 出力例:
Trying example.com...
Connected to example.com.
Escape character is '^]'.
2.コマンドオプションの紹介(サンプルコードと出力例)
telnet コマンドの基本的な形式は「telnet [host] [port]」です。hostは接続先のホスト名またはIPアドレス、portは接続先のポート番号を指定します。
- サンプルコード:
telnet 192.168.1.10 8080
- 出力例:
Trying 192.168.1.10...
Connected to 192.168.1.10.
Escape character is '^]'.
3.「こんなときに便利」具体的な使用場面の紹介
- リモートマシンのサービスの可用性をテストしたいとき。
- 特定のポートが開いているかを確認したいとき。
- リモートマシンのコマンドラインインターフェースで作業を行いたいとき。
4.コマンドの使用上の注意点
- Telnetは暗号化されていないプロトコルなので、機密情報を通信する際には使用すべきではありません。
- セキュリティの観点から、多くのモダンなシステムではTelnetサービスがデフォルトで無効になっています。
5.関連コマンドの紹介
- ssh: SSHプロトコルを使用してリモートコンピュータに暗号化された接続を行います。
- ping: リモートホストの到達性を確認するコマンド。
- tracert: パケットが目的地に到達するまでの経路をトレースします。
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