その他:
- arp: ARPキャッシュを表示・変更します。
- route: ルーティングテーブルを表示・変更します。
- telnet: リモートコンピュータにTelnet接続を行います。
- ftp: FTPサーバーに接続します。
- tftp: TFTPサーバーに接続します。
- shutdown: リモートコンピュータをシャットダウンまたは再起動します(適切な権限が必要)。
tftp コマンド
1.コマンドの基本的な説明と使い方(サンプルコードと出力例)
tftp コマンドは、Trivial File Transfer Protocol (TFTP) を使用してリモートコンピュータやTFTPサーバーに接続するためのコマンドです。この軽量なファイル転送プロトコルは、主にネットワークデバイスの設定やブートファイルの転送に使用されます。
- サンプルコード:
tftp example.com
- 出力例:
tftp>
2.コマンドオプションの紹介(サンプルコードと出力例)
tftp -i example.com get sample.txt : 「-i」オプションを使用してバイナリモードで「sample.txt」ファイルをダウンロードします。
- サンプルコード:
tftp -i example.com get sample.txt
- 出力例:
Transfer successful: 100 bytes in 1 second(s)
3.「こんなときに便利」具体的な使用場面の紹介
- ネットワークデバイスのファームウェアや設定ファイルを転送する際。
- シンプルなファイル転送が必要な状況、特にネットワークのブート環境で使用。
4.コマンドの使用上の注意点
- TFTPは暗号化や認証をサポートしていないため、セキュアな環境での使用が推奨されます。
- TFTPはUDPを使用するため、転送の信頼性がTCPベースのFTPよりも低い点を理解して使用する必要があります。
5.関連コマンドの紹介
- ftp: File Transfer Protocolを使用してリモートコンピュータに接続します。
- sftp: Secure File Transfer Protocolを使用してリモートコンピュータに接続します。
- telnet: リモートコンピュータにTelnet接続を行います。
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